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 地図づくり

 最高の地図制作を目指して社内で一貫制作

地図ケース

戦前の地図から最新の地図までを分類収納してある地図ケース

優れた地図の条件とは、正確で最新の位置情報、目的に合った企画・編集、見やすい表現であるといわれています。小社ではこれらの条件を満たすべく、長年にわたる経験と研究成果を基に、日々最高の地図制作を目指して努力しています。

編集地図(応用地図)の最大のポイントは、いかにその目的に合った地図を作るかにかかっています。小社ではその目的をかなえるべく、「企画・編集・作図」という地図制作の一番主要な部分を社内で一貫して行っています。また、どのような地図でも短期聞に正確な編集・作図ができるように、世界地図・日本地図ともデジタルでデータベースを管理して、ダイナミックに制作を行っています。


 長年の経験を生かして目的に合った地図の編集

書架

内外の各種地図帳、地名事典、百科事典、地理・地図関連の専門書を収納した参考書籍棚

地図は使用する目的に合わせて、表現や注記の内容が異なります。また、制作される地図の縮尺によって、その中に盛り込まれる情報量も変わります。そこでまず最初に、制作する地図では何が必要で何が不要かを判断します。その上で、その地図に載せる市・町・村や集落、山、河川などを選定します。また図郭(トリミング)の選定や文字のサイズ、地形表現、配色なども決定します。これには、長年にわたって積み重ねられてきた地図作りの経験が生かされます、これらは地図の「図式」といわれ、このような地図の総合的な設計図を作成してから地図の制作を始めます。このようにすることによって、複数の人数でも、また日時が異なっても、同質の内容で地図が制作でき、その後の管理(メンテナンス・訂正)もできることになります。


 デジタルでも質の変わらない地図表現で地図を制作

資料室の様子

資料室での資料の収集、整理作業
 

地図の善し悪しは、「現地の印象」をいかに巧みに表現するかにあると言われています。小社では長年のアナログ時代の、作図、製図・製版作業で培われた経験と技術を、今もデジタル地図製作に生かして、質の高い地図表現に努めています。

特に小縮尺における地図表現は、適切で大胆な誇張と省略の連続です。海岸線ひとつをとっても、岩石海岸、砂浜海岸、人工海岸とその特徴は全く異なります。ことに小さな地図ほどその作図の真価が問われます。単なる数字上で、縮尺を合わせるのではなく、それぞれの川はその川らしく、またそれぞれの鉄道線はその鉄道線らしく、その縮尺に合った最良の表現が求められているのです。このことこそ、地図制作にたずさわる者の能力が最も問われる部分で、小社では優れた地図作りのために、この能力向上に最も力を注いでいます。

制作室の様子

最新のコンピュータ機器を駆使して行われる作図作業


 最新のデータベースでどのような地図制作にも対応

地図のデータをデジタル管理することにより、常に最新の地図情報を提供できるようになりました。これが「地図データベース」です。小社では独自に開発した世界と日本の地図データベースを保有し、時々刻々変化する現代社会の様々なデータを収集して、このデータベースを常に更新し、どのような地図制作にも迅速に対応できるようにしています。また広い範囲を扱う世界の地図制作においても、それぞれの位置情報を持った、文字(欧文・和文)、線、地形などのデータベースによって各種の図法によるクリエイティブな地図制作が可能になりました。

校正作業の様子

プリントアウトされた校正紙と編集原稿を一つ一つ照合する校正作業

小社では常に最高の地図制作を目指して、各分野・各方面の識者、専門家と地図制作の研究、開発を進めています。デジタル時代という地図制作にとっても新しい時代を迎え、小社は長年にわたって積み重ねてきた地図作りの技術と経験を基に、新しい時代のデジタル機器や技術を存分に使いこなして、一層品質の高い地図作りを目指して日々精進を続けています。