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   地図帳のことをなぜ「アトラス」というの?

 1569年、航海用の正角円筒図法「メルカトル図法」を発明したことで知られるオランダ人、ゲルハルト=クレメール(ゲルハルドウス=メルカトル)が、探検家や商人などからの情報をもとに世界地図を制作しました。そして彼の死後、息子のルモルドにより「ATLAS」と名付けられた地図帳を完成させました。

 その地図帳の大扉には、ギリシア神話の神「アトラス」が描かれました。アトラスとは、天地を支え、世界の隅々まで見渡すことができるギリシア神話の神です。まさに打って付けの表題ではないでしょうか。

 それ以降、地図帳のことを「アトラス」と呼ぶようになりました。

 また、「Map」の語源ですが、ラテン語の「Mappa」(布地)からきています。それに、「mundi」(世界の)を付けると、マッパムンディになります。マッパムンディとは中世ヨーロッパの世界地図のことを言います。

(まえ)

メルカトル図法  メルカトル図法


参考 地図通になる本(新井、正井、大塚、鈴木)、地理の完成(武井)